〒929-0231 石川県白山市美川和波町カ142番地1(美川駅から徒歩7分 駐車場:7台)
受付時間 | 9:30~19:00 |
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定休日 | 火曜、祝日、第2・4月曜 |
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自立神経失調で起こる場合が多いです。その原因はストレス・ホルモンバランス・甲状腺機能亢進・更年期障害などで発症するケ-スがあります。中医学では多汗症を「汗症(かんしょう)」と捉えます。気温に関わらずしきりに出る「自汗(じかん)」と、夜間にでる寝汗「盗汗(とうかん)」に分けます。
こうした症状は、汗をコントロ-ルする働きが弱くなる「肺気不足」、ストレスで湿(余分な水分や汚れ)や熱が発生する「肝鬱脾虚(かんうつひきょ)、潤い不足で体内に熱がこもる「陰虚火旺(いんきょかおう)」の3タイプに分けられます。
自汗はサラサラ汗の場合が多いです。こういう方は汗をかくと「気」も一緒に消耗するため肺気が不足してしまう事があります。盗汗はベタベタ汗が特徴です。手の平や足の裏の熱感、口の渇き、便秘気味、舌が紅く舌苔が少ない方。
●汗をかいたらこまめにシャワ-を。皮膚を清潔に保ちましょう。
●睡眠を十分にとり、ストレスをためないようにこころがけましょう。
●運動をして陽気を全身にめぐらせましょう。
【体質をとわず、汗が多い時に取りたい食材】
潤いと気を養う:黒豆、山芋、なつめ、クコの実、桑の実
汗を収斂する: 梅、レモン、銀杏、五味子、酸棗仁
熱を冷まし利水: すいか、きゅうり、れんこん、とうもろこし、緑茶
空気が乾燥すると肌はもちろん、目や口、鼻や耳の中、腸なにど体のさまざまな乾燥症状が起きます。乾燥肌(ドライスキン)、目の乾燥(ドライアイ)、口の乾燥(ドライマウス)・・・こうした様々な一連の症候群をドライシンドロ-ムとして捉えます。その要因はエアコンの使用・スマホ・口呼吸・高カロリ-な食事・睡眠不足など多岐にわたる生活環境の問題と考えられていて、秋や冬の乾燥する季節は特に症状がおこりやすくなります。
中医学では乾燥の症状は体の潤い成分である「津液(しんえき)」や「血(けつ)」が不足が原因と考えます。体の乾燥が続くとのどや鼻の粘膜が乾いて免疫力が落ち、感染症にもかかりやすくなります。鼻の中が乾く事により蓄膿症はより悪化しますし、咳が止まらなくなったりします。体が乾燥すると皮膚が痒くなったりします。乾燥しない潤い体質をめざしましょう。
●睡眠を十分にとり、体内の潤いを守ります
●潤う入浴剤を使用し、ロションを塗って乾燥対策を
●スマホは目の潤いを激しく奪い取ります。見すぎは要注意です。
【乾燥に良い食材】
腸に潤いを: いちじく、キウイ、パパイヤ、マンゴ、白菜, 五行草
肺に潤いを: きくらげ、大根、れんこん、はちみつ、みかん、豚足、菊花茶
血に潤いを: 黒ゴマ、黒豆、なつめ、人参、ほうれん草、スッポン、ハシマユ、鹿の角
目に潤いを: ルテイン、クコの実、アスタキサンチン、ブル-ベリ、いわし、スッポン
胃もたれや胃痛、胸やけ、膨満感といった不調が続いているのに、内視鏡では異常が見つからない。そんな原因がはっきりとわからない胃の不調を「機能性ディスペプシア」といいます。中医学では体質や症状を総合的に判断し、体のバランスを整えながら不調を改善していきます。
決して重大な病気ではありませんが、慢性的な胃の不快感はとても辛いもの。体力や免疫力の低下にもつながります。おいしく食べて毎日を元気に過ごすためにも、早めの対処で胃腸の健康をとり戻しましょう。
●飲み物は温かいものを基本に。刺身やサラダには味噌汁を添えましょう。味は薄めに脂っこい料理を避けます。アルコ-ルも控えめに。
●スマホをみながらの食事はNG。食べる事に集中して楽しくたべましょう。
●夕食は腹は8分目に心がけ、胃腸に負担をかけないようにしましょう。
●便秘すると胃腸は正常に動かなくなります。良いお通じをこころがけましょう。
【胃腸トラブルに良い食材】
気の巡りをよくする: ジャスミンティ-、ウコン、たけのこ
体力をつける: 山芋、じゃがいも、豆腐、豆乳、鶏肉、湯葉
胃腸を温める: にんにく、しょうが、ネギ、みょうが、紅茶、山椒の実
水分代謝を上げる: チンピ(みかんの皮)、梅干し、大根、もやし、春雨、サンザシ、シソ
〒929-0231 石川県白山市美川和波町カ142番地1
美川駅から徒歩7分 駐車場:7台
9:30~19:00
毎週火曜日、祝日、第2・4月曜日